則天去私を旨としたい

サイバーショット DSC-RX1R をヤフオクで落札したら壊れてた!その顛末など

Today's fruits(2015.08.31)

先週末、旧友のSとM(趣味嗜好の…ではなく、あくまでもイニシャルですから。)二人とともに鬼怒川方面へ渓流(ルアー)釣りに行って来ました。

iPhone5sにて撮影

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ご覧のように?日頃の行いが悪いのと、秋雨前線の影響をモロに受けてしまったようで、雨!

午前4時頃家を出発し、移動中は一時激しい雨も降っておりましたので、入渓さえ出来ないのではないかと心配しておりましたが、いざ、現地に到着してみると、水量や流れ、濁り具合など若干の雨の影響はありましたが、ルアー釣りには問題無い程度で、逆に降雨により魚達の警戒心も薄れると思われ、結構よさげ。

最初は「男鹿川」でチャレンジ。私は昨年の渓流釣りでボウズであったため、2人の友人からは優先して釣り始める場所の選択権が与えられました。

期待に胸を膨らせながら、ポイントと思しき場所にルアーを2投…3投…はいっ次のポイントへ…次へ…とどんどん釣り上がります。

釣り上がるのと比例して、期待はどんどん萎んでゆく…それでも次々現れるポイントに期待しながら約2時間ちょっと…パンパンに膨らんでいた胸は、パンパンに膨らんだふくらはぎにいつの間にか替わってました。

気を取り直して、次に向かったのは「鬼怒川」

途中「道の駅」でサンショウウオの干物とおにぎりやパンなどを買い込んで車に乗り込み、カレー風ジャムパン?を運転しながらほうばるMにエクトプラズム現象が起こるハプニング(笑)もありましたが、無事「鬼怒川」の目的の場所にに到着。

期待はすっかりリセットされ、胸焼けしそうなぐらい溢れております…

今度私は、入渓場所から川岸をてくてく歩いて2キロほど下り、そこから釣り上がることにしました。

期待に胸を膨らせながら、ポイントと思しき場所にルアーを2投…3投…はいっ次のポイントへ…次へ…とどんどん釣り上がります。(先ほどと同じ…)

約3時間ほどでしょうか?今回も全然ダメ。ルアーを追う姿すら見えませんでした。

友人Mは、小さなヤマメをバラしてしまったと言って残念がっていましたが…

私は、釣り上がる途中転んでしまい、しこたま腰と肘を痛打したことや空腹と寝不足も相俟って、疲労困憊。頭上には、もはや白旗さえあげる余裕もなく、打ちひしがれるように本日の宿へ向かうこととなりました。

そのネーミングで、鬼怒川の入渓場所に向かう途中気になっていた「蛇王滝」を見ようということになり、近くで車を止めると遊歩道の標識あり。躊躇無く3人で向かったところ、気持ちばかりの石段がうっそうとした茂みの奥深く続いておりました。(階段のピッチが急過ぎて降り(のぼり)づらい)

その遊歩道は、たんなる河原まで降りる道でした。間近で見る滝は、車窓から見るより小さく見えるのがとても残念。もう少し整備すれば観光資源になりそうなものを…

▼蛇王滝

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しかし、しかし、楽しみは釣りだけではありません。

宿をとっているので、旧友との飲食(バイキング食べ放題・飲み放題でしこたま食べて飲みまくりました。)、温泉、卓球、麻雀などとても楽しく過ごすことが出来ました。

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次の日も雨、朝食前に男鹿川へ再チャレンジ(全日とは違う入渓地点)

しかしながら、友人Sが30センチ超のニジマスを釣り上げたのみ。 

朝食に間に合うようにと、約1時間30分程度で引き上げることに…その後、雨が強くなってしまったので今回の釣りはこれにて納竿ということになりました。

 

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ホテルに戻り、朝食をとった後、友人Mと温泉に入り(Sは風呂嫌いなので寝る)チェックアウト(正午)までまったりとしたのち、ホテルを出て、鬼怒楯岩大吊橋とやらを見学し、途中Mがやたらと推す「たまり漬け」の土産物屋でお土産を物色し散財。次いでこれまたMが「道の駅があるので寄ろう!トイレにも行きたいし」との鶴の一声で向かいますが、「なんか渋滞してね?」…なんと、道の駅に入る車の列が道路左側にでき、警備員が誘導しています。20台くらいは並んでいたでしょうか?…あっさり断念…ヨッシャ!どうせなら宇都宮市内まで行って有名な餃子でも食べて来る?などと提案しつつ、そう言えば日光の杉並木が老朽などで大分荒廃していると聞いたので通ってみる?という話になり行ってみました。

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 え~こんなに狭かったぁ?などと3人が思い思いの感想を述べておりましたが、我々にとって杉並木は特別の思い入れのある場所だったからです。

いまを遡る事30有余年前の夏休み。当時小学6年生だった我々を含む十数名?は小学校の先生の引率により、サイクリングで日光まで2泊3日のスペクタクルな冒険を体験したのです。

当日朝早くみんなの通っている小学校へ集合し、約140キロ?先の日光へ旅立ったのです。

1日目は日光のユースホステルに宿泊。2日目はいろは坂を登り、中禅寺湖などを見学して帰路につき、どこかのお寺に2日目の宿泊をして帰着。

1日目の日光までの道のりが非常に疲れたのを覚えております。そんななか、汗だく、ヨレヨレになった我々を迎えてくれた日光杉並木は、その涼しさと勇壮さで、最後のひと踏ん張りする力を与えてくれたのでした。

サイクリングに行った3人でいつも話題に上るのが、「いま考えると(引率してくれた)I先生ほんとに凄いよなぁ~」と「1日目に宿泊したユースホステルはどこだっけ?」というもの。I先生は、その健脚で今でも健在ですが、ホテルは現在は無くなってしまっているようで良く分かりません。先日「大谷川」の近くだったよな~」というので、ネットで「日光・大谷川・ユースホステル」で検索したところ見事にヒット!名称もそのままの「日光大谷川ユースホステル日光市中鉢石町1075)」でした。

残念ながら2013年に閉館してしまったようです。閉館前に行ってみたかった…

気を取り直し、一路宇都宮市内へ…はいっ!「みんみん」到着!行列1時間待ちだって…次、「まさし」…もちろん行列。「やめよっ!」釣り以外あきらめの早い我々は一目散に帰路に着いたのでした。

 

 

 

撮影機材(SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX1R)